唯我独尊なコラムその7「ジーンズを穿き倒す」

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ジーンズは、最も素晴らしいファッションアイテムです
穿く人の個性によって、様々な色落ちやダメージなどが入り、
ボロボロになってもみすぼらしく無く、むしろ堂々とした風格が出てきます。

レザーにもいえる事ですが、こういった未完成品を育て上げる楽しさは
愛好家にとっては、本当にたまりませんね。
だからこそ、日ごろのきちんとした手入れは必要不可欠です

そこで、今回のコラムはジーンズを穿き倒す上でポイントとなる事を解説しようと思います。
なお、前もって断っておきますが、あくまで「自己流」ですので参考程度にどうぞ。
(ジーンズ愛好家の中でも賛否両論分かれるテーマですし、個人の好みもありますしね

まず、色落ちを楽しむためのジーンズには大きく分けて、
「リジッド(未洗い・糊付き)」 と 「リンス(ワンウォッシュ)』の2種類があります。

①リジッドジーンズ(未洗い・糊付き)

リジッドジーンズは、糊付きという事もあり、バリバリとした硬い生地感です。
例えるならダンボールのような質感で、すぐに分かります。
また、実寸サイズも、パッチ表記サイズに比べて若干大きめです。
これは一度糊落とし(洗濯)をして、縮ませることで、身体にフィットさせるという
昔ながらのサイズ合わせをするために、あえて糊を落とさずに販売されています。

いわゆるレプリカブランドのジーンズは、リジッドの場合が多いです。
防縮加工がされているか、されていないかで若干縮み方が違いますが、
通常はウエストが約2インチ(5cm前後)、レングスで4~5インチ(10cm~12cm前後)縮みます。
リーバイスなどの防縮加工がされている物は、ウエスト1インチ、レングス2~3インチですね。
もちろん、天日干しか陰干しか、乾燥機を使うかで縮み方も変わります。

さて、愛好家にとっては”儀式”と言われるイベント、「糊落とし」の手順を説明します

まずバケツに、40℃ぐらいのぬるま湯を溜めて、そこにジーンズを放り込みます(熱湯はNG)。
1時間~2時間ほど浸しておくと、水が緑色に変色し、糊の匂いが充満してきます。
なお、この時に塩を少量入れておくと、インディゴの色落ちがしにくくなるので、
濃紺のままあまり色落ちをさせたくなければ、入れておいても良いかもしれません。

そして、その後は、念のためにフロントボタンorジッパーを閉めたあと、
裏返しにして、洗濯機にぶち込んでファーストウォッシュします。
ここは好みですが、少量の石鹸水を入れてもいいかもしれません。

洗濯後は、裏返しのまま、快晴ならば天日干しにします。
これも好みによりますが、私は裾を洗濯ばさみで挟んで、逆さまにして干します
日光が気になる方は、風通しのよい場所での陰干しでも大丈夫です。

人によっては、バシっと縮ませるために乾燥機を使う方もいますが、
革パッチにダメージやシワが入ったり、場合によっては破れてしまう事もあるので、
ベテランの方を除いては、避けた方がいいかもしれません。

完全に乾いたら、一度試着してみて、フィット感が変わった事を実感してください。
かなりピッタリとジャストフィットして、感動するかもしれません!
裾上げをする時はこのタイミングでしますが、場合によってはもう少し縮むかもしれませんので、
少しだけ長めに切るか、セカンドウォッシュまでロールアップで履いておいた方がいいですね。

②リンスジーンズ(ワンウォッシュ)

次に、リンスについて説明します。
リンスジーンズというのは、上記の過程をメーカーが行った後に販売されているものです。

サイズもほぼ実寸なので、試着してジャストサイズを購入する事ができます。
また、縮みがほぼ出ないので裾上げなどにもあまり神経質になる必要がありません。

私が好きなJEAN SHOPも、主にワンウォッシュされてから販売されています。
NYの店舗ではリジッドも販売されているようですが、サイズ選びが難しいですからねぇ
感覚としては、ややキツイぐらいのサイズで選んでおくと、多少伸びが出ても大丈夫です。

③ファーストウォッシュ~セカンドウォッシュ

ジーンズにとって、最も重要な期間です。
この時期の穿き込み方によって、ジーンズの育ち方が変わります。

ファーストウォッシュ後のジーンズは、微妙に糊が表面に残っており、
質感としては、ややゴワゴワしています。穿き心地もバリッとしています。
この生地がゴワゴワした時期に、ガンガンと穿き込むことにより、
ジーンズの醍醐味であるヒゲやハチノス、裾のウネウネ、パッカリングなどが定着します。

通常は半年ぐらいは洗濯をせずに、毎日ガンガンと穿き込みますが、
(Nudie Jeansなどが推奨する期間も、最低半年です)
人によっては1年以上洗濯しない人もいます
汗などの問題もあるため、穿き始めの時期は初秋~あたりをオススメします。

ただ、洗濯しないと当然ながら、汗などによる雑菌が繁殖するので
生地にとっては致命傷です。場合によっては、破れやすくなるので、
この辺りは、リペア前提で穿きこむか、清潔に洗濯するかは個人で決めてください

④セカンドウォッシュ以降

セカンドウォッシュ以降は、個人の好みで洗濯頻度を決めます。
「汚れたら」とか「湿ってきたら」とか「3ヶ月ごと」や「1週間ごと」など、自由です!
この好みによって、様々な育ち方をするんですね

当然、汚れたらすぐに洗う人もいますので、ファーストウォッシュからの育て方は好みです。
全体の傾向として、洗濯回数が多い人は、ヒゲやハチノスのメリハリがやや少なく、
全体的に青っぽい爽やかな色落ちになります。
また、あまり洗濯せずに根性穿きする人は、ヒゲやハチノスのメリハリが強く、
全体的にヴィンテージのような緑っぽい色落ちに近くなりますね。

また洗濯は基本的に、無蛍光・無漂白剤の液体洗剤を使用してください。
一部ジーンズブランドからは、専用の粉せっけんやジーンズ専用洗剤が
販売されていますが、普通の石鹸水でも問題ないと思います。
ただ、油脂汚れは水洗いでは取れませんので、水洗いはあまりオススメしません

…うーむ、一気に説明すると、ジーンズって面倒臭そうですね。
まあそんな細かい事はあまり気にせず、素晴らしいジーンズライフを満喫しましょう!ヽ(´ω`)ノ

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