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唯我独尊なコラムその1「ファッションは誰のものだ」

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ネットを巡回していると、久々に楽しいWEBサイトを発見した。
MISTER MORT(R)』という海外のブログで、私は英語が分からないのだが、
おそらく日本でいうストリートスナップを紹介するサイトのようなものだと思う。

これを見ると、みんな本当にファッションそのものを楽しんでいると思えるし、
彼らにある文化的、そして価値観的(ライフスタイル)な裏付けが明確に見て取れる。

私には、やや欧米コンプレックスの気があるのかもしれないが、
日本のストリートスナップを見るのが、あまり好きでは無い。
あまりにも画一的で、そして平凡過ぎる。

恐らく日本人は、純粋に自分の価値観に従って好きな服装をするよりも、
むしろ、憧れの対象である「何か」の真似をする事が大好きなのだろう。
その「何か」の劣化コピー特有の胡散臭さ、必死さが伝わってくる。
その対象が、芸能人なのかファッションモデルなのか、業界人なのかは知らないが。

逆に、自分が最先端だと言いたげな、原宿界隈のスナップを見るのも好きでは無い。
結局のところは、専門学生か芸大崩れのお決まりのファッションでしか無い。
「前衛的」という先入観に取り付かれるが故に、同じような服装になる。

私のような人間こそ、いかにもファッション上級者ぶってるように見えるかもしれないが、
ファッションというのは、そもそも限られた人間のものでは無いし、
誰でも気軽に、そして知識の有無や立場を問わず、偉そうに語れるものであるべきだと思う。

ヴィンテージのLevi's501を玄人ぶって語る事だけが、ジーンズを楽しむ方法では無い。
ユニクロのジーンズの簡素合理化された縫製に感心するのも、
生産国不明なシャトルデニムの色落ちを、自慢し合う事も立派な楽しみ方の一つだ。

セレクトショップのバイヤーやデザイナーが、雑誌のインタビューか何かで、
さも自分達が、流行の最先端を生き、そして作り出しているかのような事をほざいてはいるが、
そういう業界人同士の特殊部落は、我々一般人と本来は関係が無い。

そもそも、「今年はこの素材が流行っている、この色が流行っている」という煽りも、
所詮はテキスタイルメーカーの在庫調整や、流行色を決める業界団体の意向に沿っているだけで、
彼ら業界人は、ただ消費活動を効率よくサイクルさせようとしているに過ぎない。

文化人ぶった連中が、お互いを誉めあい、貶し合っているのと同じようなものだ。
通ぶった連中に持ち上げられた高尚な作品が、必ずしも私たちが見て楽しめるとは限らない。
下品な低俗作品の方がよっぽど楽しくて、人生を豊かにする。

知識も無く、関係の無い私たちが、さもファッション業界の人間のように語るから気持ち悪いだけで、
ただ一般人として、純粋に服の魅力を語れるようになれれば、と常々思う。

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