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唯我独尊なコラム40「個性を磨くために大事なこと」



私は、正統派のカッコ良さってのはあまり好きではなく、
一見すると普通の人が、ふとしたきっかけで瞬間だけ輝くのがとても好きだ。

普段は可愛いと思ってなかった女の人が、満面の笑顔を見せた瞬間とか。
3枚目キャラだった友人が、トラブルに対し、動揺せずに男気を見せた瞬間とか。

イケメンじゃないとか、地味キャラだとか、身長が低いとか、太っているとか痩せすぎているとか、
そういう理由でファッションを諦めている人がいるが、むしろありふれた人間じゃない方が良い。

端正な顔立ちに高身長、筋肉質。憧れるのは分かるけど、巷に溢れている。
私の知る限り、外見に恵まれた人間っていうのは見た目にオーラがあるけど、
そのオーラのおかげで、他人から優遇されるので、内面を磨くことを疎かにしている人も多い。

むしろ、普通で印象に残らない人間こそ、独特の考え方を持ったり、秀逸した才能を持っている。
「他人に一切影響されず」自分の生き方を選んでいる限り、外見が普通だろうが、
必ずその匂いを感じ取る人間というのはいる。

10代の若者なら、自分のキャラクターが分からずに右往左往するべきだと思うが、
それ以上なら自分のキャラクターが何なのかだんだんと固めていった方が良い。
真面目も突き詰めたら素晴らしい個性となるし、シンプルだって突き詰めたら洗練される。

こんな服装をしていたら「誰か」に笑われるかもしれない。
こんな生き方をしていたら「誰か」に馬鹿にされるかもしれない。

その「誰か」が具体的にどこの誰で、自分にとってその人間に認められる事に価値を置いているのか。
架空の「誰か」を作り出しているのか。不特定多数の「誰か」なのか。
所詮、会社や学校のような狭い箱庭の中の住民である「誰か」なのか。

狭い箱庭の中で「誰か」に認められることが幸せなのか。

どんな生き方をしても、その生き方をうらやましいと妬む人間には顰蹙を買うんだから、
好きな格好をして好きな生き方をした方が良い。

洗練されていない荒削りな方が好きだって人も、意外と多い。
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唯我独尊なコラム39「他人にはあまり理解されない価値観」

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自分には分不相応なものでも、使い込んでいくうちに自分の物になっていく。
細かい傷が増えていき、光沢が少しだけ鈍くなる。一方で、風格が出たようにも思える。

CHROME HEARTS(クロムハーツ)のアクセサリだろうが、HERMES(エルメス)のバーキンだろうが、
欲しいと思って頑張って手に入れた高級品は、愛用すれば自分の一部になる。
最初は強い違和感があったり、勿体無かったかもしれないと後悔することもあるだろうが、
何ヶ月も、何年も、大事に手入れをしながら大切にすることで魂が宿る。

気をつけたいのは、身につけるもの全てにこだわりすぎない事だ。
クセのあるものや高級品を身につける時は、他の部分はできる限りシンプルが良い。
できれば上質な物を身につけたいが、あえて安価なものを選択するのも良い。

古着屋で発掘した1940'sのヴィンテージジーンズに、Hane(ヘインズ)の無地ポケットTシャツ。
リサイクルショップで投げ売りされているレギュラー501に色褪せたvansのスリッポン。
シャンブレーシャツを腕まくりして、派手なサーフショーツとレザーサンダルを合わせる。

そんな手抜きでリラックスしたスタイルに、サクッとRolexを合わせるなんて最高の贅沢だと思う。

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唯我独尊なコラム38「自己肯定力」

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「擦り傷のついたステンレスを美しいと思う。僕たちだって似たようなもんだろう?
僕は来年には五十歳だ。傷だらけのiPodと同じだよ。」
                       ――Steven Paul Jobs(スティーブ・ジョブス)

私は、糊の効いた新品のシャツが大嫌いだ。すぐに洗濯機で洗わないと着れない。
新品のワークブーツを、気張って履き始めるのがたまらなく苦痛だ。
買ったばかりのシルバーアクセサリの傷を気にしてしまうので、いつも自己嫌悪になる。

カカトが磨り減って、つま先が削れてきたワークブーツを履くと気分が高揚する。
ネップが多く、生地が擦り切れてきたリネンシャツを無造作に羽織るのが好きだ。
スウェットは何度か穿いて、毛玉が出てきたあたりの風合いが好きだ。

知らない間に、真っ黒だったTシャツが日光や洗剤で色褪せて、グレーがかってくる。
他人から見れば不潔に見えるのかもしれないが、このリラックスした雰囲気は最高だ。
USED加工のシャツとは違う、独特の風合いとヨレヨレ具合は着ていて安心する。

真っ白なBDシャツに、坦々麺の汁が飛んでしまい、ピンクの染みができる。
シャツの裾は、愛用しているジーンズの染料が移り、藍色に変色している。
応急処置がわりに食器用洗剤と衣料用タワシでゴシゴシと擦ってみたりする。
変色がなくなり綺麗になったが、何となく風合いが変わったような気もする。

新品で買ったRolexのSUBMARINERを、不意にドアノブにぶつけてしまう。
酔って乱暴に机の上に投げ出してしまい、線のような細かな傷が入る。
仕方がないので、東急ハンズで買ってきた研磨剤のサンエーパールで磨くと、
細かな傷が消え、ある程度の輝きが戻るが、大きな打ち傷はやはり残ってしまう。
不器用な自分が磨いたせいで、本来の仕上げと異なり、歪な輝き方をする。

最初は過保護に扱っていたSUBMARINERも、段々と日常に溶け込み、意識しなくなる。
汗がたまり、錆のようなものが出たので、使い古しの歯ブラシと食器用洗剤で洗う。
ショーケースで初めて見た時の印象とは違い、重厚感が増したように見える。
傷のせいなのか、汗で変色したのか、ステンレス特有の鈍い光沢がより際立つ。

モノは愛情をかければかけるほど、育っていく。
金無垢の腕時計は、シャツの袖口で研磨され、徐々にエッジが丸くなり柔らかい印象となる。
いかにも成金丸出しだった外観が、持ち主に触れ、落ち着いた深味のある金色に変わる。

憧れのワークブーツを購入したその瞬間よりも、
ソールが磨り減ってアッパーが傷つくまで愛用した汚れたワークブーツを、
サドルソープで丸洗いをして、ミンクオイルを入れて磨いている瞬間の方が100倍楽しい。
「ああ、やっとこいつは俺のものになったんだな」と実感する。

いつまでも古臭く、時代遅れのものにすがり続けるのは良くない。
時々でもいいから、最先端のものに触れ、感性を高めることは大切である。
でも、古臭い物を使い続けることは、今では新しい感性になっている。
些細な傷を気にして、心を乱され、リセットしたがる事は時代遅れだ。

昔から、「傷つく事を恐れないで」とか「失敗してもまたやり直せる」とか、
そういう言葉は有り触れているが、これは陳腐な言葉ではない。
流行りの歌で聞き飽きるほど、あまりにも多く使われているから、
今時のスマートな若者達からは、ダサいと思われているけど決して違う。

よりスマートに、失敗せずに、クールに、創造的に。

そんな時代遅れの感性に左右されちゃいけない。
みんながダサいと思い込んでいる中にこそ、恰好良さは眠っているし、
この理不尽な世の中を生き抜くための原動力が眠っている。
究極的に言えば、『自分が”真に”恰好いいと信じているものこそ、恰好いい』

ほら、みすぼらしいから買い換えようと思ってた傷だらけのiPhoneだって、
スティーブ・ジョブスの名言を聞いたあとだと、むしろ無骨で恰好良く見えるよね?


……「いや、見えない。」とはっきり思った人、恰好いい。そういう人に私はなりたい。

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唯我独尊なコラム37「ファッションを楽しむとは」

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BARNS OUTFITTERS(バーンズ アウトフィッターズ)を楽天で検索する


長年愛用できそうなスウェットを買おうと情報収集すると、ついつい、
Champion(チャンピオン)のREVERSE WEAVE(リバースウィーブ)などの定番を選んでしまう。
無骨で丈夫で、洗濯を繰り返すことで出てくる色褪せが味わい深い。

たまには贅沢して、LOOPWHEELERやその生地を使ったドメブラのスウェットを買ったりもする。
フワフワな生地で、着心地がとても素晴らしい。まさに、贅を尽くした逸品だ。

これらのものは、高価格でありながらも高品質なので人気が高い。
様々な雑誌で紹介されており、愛用者も多い。憧れのブランドである。
しかし、どこか物足りないと感じる時はないだろうか。

私自身も愛用しているので、あまりケチをつけるような真似はしたくはないが、
渋谷や原宿界隈で一点モノの古着を日々発掘している人たちの気持ちが非常に分かる。
全身を雑誌で紹介されるような定番ブランドで固めてしまうと、どこか落ち着かないのだ。

私は度々ブランド古着屋やジャンク古着を扱っている店に出向き、掘り出し物を探す。
MADE IN USAの無骨なワークパンツ、洗いこまれてヨレヨレになった発色の良いネルシャツ、
そして、1,900円の分厚い重いアイルランド製のアランニット。
薄汚れているので無造作に洗濯機にぶち込んで大量の洗剤と柔軟剤を入れて洗う。
すると、毛羽立ちながらも妙に落ち着いた風合いになり身体へと馴染む。
ボタンが取れそうだったり、ステッチ飛びがあれば、修理屋へ持ち込み補強する。

INVERALLAN(インバーアラン)、KANATA(カナタ)、Athena Designs(アテナデザイン)…
高品質で素晴らしいニットは世の中にたくさんあるし、それを所有するのは悪くない。
ただ、無名で低価格帯でも素晴らしいニットはたくさんあるし、それを愛用するのも悪くない。

ダウンジャケットのMONCLER(モンクレール)やCANADA GOOSE(カナダグース)、
高品質さに加え、洗練されたシルエットやブランド力が魅力のものはたくさんある。

私がこのブログで紹介しているものは、不朽の逸品であり永久定番であり流行モノである。
たまに奮発して買ったり一生モノにするなら、私はそういうブランドを絶対にオススメする。
しかし、当然ながら定番ブランドで全身を固めた人々が街中には溢れている。
よく見かけるあのロゴ、一目で分かるあの素材。多くの人が集まる繁華街では結構かぶる。
だからこそ、定番ブランドの別注品が大人気になるのだろう。

私は定番モノとクセが強いものを強引に合わせるような着こなしがとても好きだ。
イタリアの伊達男が、スリーピースのスーツにWOOLRICH(ウールリッチ)を合わせるように、
ボロボロのオールインワン(つなぎ)に、仕立ての良いレザージャケットを羽織ってみる。
ドレスシャツをタイドアップし、ジレやウールパンツ、Alden(オールデン)でトラッドにしつつも、
色褪せたデニムのショップコートを無造作に羽織り、擦り切れたレザーバッグを肩がけする。

みんなが欲しがる高品質、高級、人気な定番ブランドをファッションに取り入れたのなら、
その他のアイテムは三番手以降のマイナーなブランドやチープなものを選ぶことをオススメする。
普通は選ばないようなクセのあるアイテムや素材、色合いのものをあえて選択する。

次々と買い足してしまうと、全てのアイテムに真新しい雰囲気があるため違和感が出てしまう。
ショップスタッフや雑誌の路上スナップそのままの着こなしではなく、自分の色を出すためには、
着潰して洗い込んで補修して、飽きて衣装ケースにしまって、また引っ張り出してを繰り返す。

ニットは店に頼まず自分の手でぬるま湯で押し洗いしてこそ、毛羽立って味わい深くなる。
無頓着に洗濯機にぶち込んで縮んで硬くフェルト化しても、それがむしろ愛着になる。
高級ブランドのジーンズよりも、古着屋で1,000円で叩き売りされている無名ブランドの方が、
履き心地もシルエットも自分好みだと気付く。それを2,000円かけて補修して穿いてみる。

ファッションを楽しむ方法は様々ある。
決して流行のハイブランドを次から次へと買い替えることではない。

ファッションに疲れたという人は、無理をしないで楽しむ方法を探した方が良い。

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唯我独尊なコラム36「感性を磨く」

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総合スーパーの家電売り場で、SONY(ソニー)Cyber-shotが在庫処分価格で売っていた。
型番は「DSC-WX50」。2年ほど前に発売されたモデルで、当時は25,000円ぐらいしたようだが、
生産終了した今では、7,980円というオモチャ感覚で購入することができる価格になっている。

価格こそ格安であるが、カジュアル感覚でデジカメを使う私にとって性能は申し分ない。
ボタン一つで高感度モードやトイカメラモードに切り替える事ができ、HD画質で動画も撮影できる。
今までは8年ほど前に購入したCanon(キヤノン)IXY DIGITALを何気なく使っていたが、
とても良い買い物ができて満足している。ブログ用に持ち運ぶのにもぴったりだ。

さて、私は洋服や靴に関して、一般的な感覚よりもかなりズレている。
何十万もするレザージャケットを買い漁り、靴に300万近くも費やしてきた。
買い足しても満足できず、新作や希少モデルを発見するたびに、悩んだうえ買っている。

だが一方で、8,000円にも満たないデジカメを購入するのに、実は結構ためらった。
どれくらい使い潰すのか、今まで使っているカメラで充分じゃないか、と色々と考えた。
よくよく考えてみると、有り得ない話である。

モノの価値が人それぞれというのは、言われてみれば当たり前の話であるが、
中々それを実感する機会は少ない。ましてや、他の人の価値観を理解するのは難しい。
私自身、一眼レフカメラに何十万もかけている人を見ると、やはり理解できない。

だが彼らなりのフィルターで私を見ると、理解できないのはこちら側の方である。
だから、私はできる限り他人の趣味や金の使い方には口を出さないようにしている。
重要なのは、彼らや私自身がその金の使い方に納得しているかどうかだ。

新作のアウターを一着買うのを我慢すれば、デジカメを買い換えたり、旅行をしたり、
有意義と思われるような金の使い方が幾つもできるのかもしれないが、私はそうはしない。
でも、たまには我慢をして、そういう金の使い方をするのも大事である。
普段行かないような高級料理店に行ったり、高級品に触れてみることも勉強になる。
自分の人生観を広げるために、金を使うことが何より大切なのだ。

大人になるにつれ、新鮮な体験をする機会が少なくなる。
お金を使うなら、是非とも「感性を磨く」ために費やした方が良い。

次から次へと高い洋服を買い続けるのも良いが、たまにはその金で海外旅行をしてみる。
すると、全く違う価値観や文化に触れ、今一度何が重要なのか見直せる。
有名ブランドかどうか、高価かどうか、羨ましがられるかどうかが重要なのではなく、
いかに自分のライフスタイルとマッチしているか、それが大切だと気付く。

たまにはデジカメを持って遠出をしてみる。知らない街並みや自然を眺めてみる。
デザインや色合い、何が美しいのか考えてみる。そうすることで、センスが磨かれる。

そういう感性を磨く機会の相棒となるのが、洋服であり靴でありギアである。
機能性や色合い、使い込むごとに味わい深くなる素材、そして堅牢性が大事と気付く。
多少高くても、やはり良いものを長く使うことが重要だと感じる。

でも時には、分不相応な何十万もするレザージャケットを衝動買いする。
かと思えば、古着屋で見つけたチャンピオンの500円のスウェットを買ってみる。
高級なレザージャケットに、米国の古着屋で買ったヴィンテージの軍パンを合わせてみる。

様々な経験を経て、個性というのは作られる。

唯我独尊なコラム35「定番ブランドで、クセのあるものを選ぶ」

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ROLEX(ロレックス) OYSTER PERPETUAL MILGAUSS
オイスター パーペチュアル ミルガウス Ref.116400GV
グリーンサファイヤクリスタル風防 イナズマ針 耐磁1,000ガウス


ROLEXの中では、やはりデイトナやサブマリーナなどの定番モデルが人気ですが、
あえて遊び心満載のモデルを選択するのも、個性的でとてもお洒落ですね

上記のモデルは、グリーンサファイアガラス風防が特徴的で本当に素晴らしいです。
ノンデイト特有のシンメトリーデザインにより、シンプルで保守的な印象を与えつつも、
イナズマ形状のオレンジ秒針が、陽気でカジュアルな雰囲気を演出しているのが最高です。

ややクセのあるスーツやビジネスカジュアルにパシっと合わせるのはもちろん、
ロンTやジーンズにさらっと合わせても、手首周りが華やかになって良いと思います

機械式時計の定番ブランドでちょっとクセのあるモデルを選ぶというのはオススメです。
当然ながら好き嫌いが分かれるものではありますが、それが醍醐味です。
誰からも愛される定番よりも、通好みのものを選択することが伊達酔狂の楽しみです

GMT-Master 16700(通称ペプシモデル)も、何ともいえない魅力がありますね。
アメリカ合衆国の国旗のように誇り高く、ペプシコーラのような清涼感のある赤青ベゼルは、
良い意味でチープなカジュアルさがあり、野暮ったいアメリカンカジュアルに抜群に合います。
映画「スピード」で犯人役のデニス・ホッパーが着用してた事でも有名ですね。

スーツにこんな時計つけてたらイヤラシイな~ヽ(´ω`)ノワルの時計です。

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楽天でRolex(ロレックス)16700を検索する

唯我独尊なコラム34「たまには意識的に無駄金を使う」

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私は、「一点豪華主義」というファッションスタイルに非常に好意的である。
上下スウェットにLOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)やCHROME HEARTS(クロムハーツ)。
Tシャツジーパン、サンダルにROLEX(ロレックス)の金無垢腕時計やクロコダイルの財布。

一歩間違えると田舎のヤンキースタイルや勘違いセレブと揶揄されてしまうが、
誰もが知っている有名ブランドで全身を固めるのも、それはそれでセンスが問われる。
特に有名ブランドというのは、一つ一つのアイテムが主義主張の塊であるので、
それらを一気に身につけてしまうと、ゴテゴテした印象を与えやすい。

一点豪華主義でいうところの一点とは、定食でいうところのメインのおかず(主菜)だ。
それに副菜や汁物、白ご飯(炊き込みご飯の場合もあるが)を添えて完成する。
副菜や主食が淡白であればあるほど、主菜の味が際立ち、美味しいと感じられる。

婦人用バッグの最高峰HERMES(エルメス)のバーキンを例に挙げてもそうだ。
HERMES社から女優ジェーン・バーキンに提供されたその高品質なレザーバッグは、
オンオフ問わず気軽かつラフにバッグを使い潰す彼女のライフスタイルを彩る。

Tシャツジーンズにバーキンを合わせ、ステッカーを貼ってクタクタになるまで使い潰す。
100万円近い高級バッグに、1980円のGAPのカーゴパンツをカジュアルに合わせる。
そんな彼女のライフスタイルに憧れてバーキンを購入し、同じように使い潰す女性も多い。
女性ファッション誌には高級ブランドとファストファッションの組み合わせが多く掲載されている。

一点豪華主義における一点は、自分を上げるパワーアイテムを選択する。
分不相応な超高級品、アクが強くクセのあるアイテム、派手な色使いでも構わない。
他人の評価など一切介入させず、自分が心から陶酔できるものが望ましい。

その一点に合わせるアイテムは、できる限り着心地が良いものやリラックスできるものが良い。
必ずしも高級である必要はなく、シルエットや肌触りが好みであればユニクロでも構わない。
有名無名にこだわらなければ、ちょっと探せば安価で高品質なものはすぐに手に入る。
できる限りスタンダードなものを選べば、まず失敗することはないだろう。

むしろファッションにおいて気をつけるべきなのは、「系統」と「用途」と「色」だと思う。
パーカー、チノパンに、黒のストレートチップの革靴やTUMI(トゥミ)などのビジネスバッグ。
仕立ての良いテーラードジャケットとBDシャツの足元に、なぜか原色使いのハイテクスニーカー。
傷だらけのエンジニアブーツとレザージャケットに、機能的なスポーツブランドのシャツやバッグ。

ファッション誌的にいえば、定番「ハズし」の高等テクニックなのかもしれないが、
我々素人にとっては失敗する可能性の方が高いし、実際失敗している人も多い。
そして、それらに抱く違和感の方が、一点豪華主義に比べてはるかに強い。
「金持ちでもないのに、そんな高級品を身につけて見栄っ張りかよ」と嫌味を言われるよりも、
「なんか理由は分からないけど、センスがない。ダサい」と言われた方が嫌ではないか。

LOUIS VUITTONもフォーマル寄りのライン、カジュアル向けのラインと明確に分かれている。
素材や色、そしてアイテムの形などを自分のスタイルに合わせ適正に選択することができれば、
上下スウェットでも、周囲に違和感を与えることなく合わせることは充分可能だ。

そして、ファッションとは究極の自己満足であるとともに趣味・嗜好品そのものという
至極当然のことを無視して、「一点豪華主義とかダサい。分をわきまえろ。」と、
声高に主張してくる人の理解を得ようと努力しても、あまり得るものはない。

100万の高級機械式時計やバッグを分不相応と思うかは価値観の違いでしかないが、
煙草や間食を止めて一日1,000円貯金すれば、3年あれば買える。そして何十年も楽しめる。

無理をして一点豪華主義を貫いたからこそ、日々節制しなければならないのではない。
「せっかく高級品を身につけているのに貧乏臭い、惨めだ」という指摘は順序が逆だ。
節制(他の嗜好品を排除)をしても惨めだと感じない、被害者意識・劣等感を
全く抱くことのない強烈なパワーがあり、自己陶酔できるからこそ逸品(一品)と呼ばれる。

憧れのROLEXを買って(あるいは買うために)節制をするのは、我々庶民の必須テクニックだが、
その節制自体がストレスに感じるのであれば、無理して買わない方が無難だ。

私の友人は、毎月の財形貯蓄以外は全て美味しい酒やつまみに費やしている。
美味しい地酒を求めて一人で地方を旅行し、素晴らしいお店をたくさん知っている。
彼曰く、「日々の食事をケチってしまうと惨めに感じるし、感性が研ぎ澄まされない。」

別の友人は、高級デザイナーズマンションに月12万ほど家賃負担し一人暮らしをしている。
部屋には高級ソファやオシャレな家具が置かれ、友人を気軽に招いてホームパーティをする。
曰く、「週末出かけない俺にとっては、快適な住環境は必須。疲れも吹っ飛ぶよ。」

自宅に高価なオーディオ機器を揃えて、毎晩音楽を楽しんでいる友人がいる。
壁にはぎっしりと敷き詰められたレコードがあり、たまにDJとしてクラブに出向く。
曰く「俺は食に無関心だし、酒も煙草もやらない。でも音楽だけは金を惜しまない。」

一切貯金をせず、ボーナスも全て風俗に注ぎ込む快楽主義な友人がいる。
ガールズバーはもちろん、ニューハーフ風俗やアブノーマルなものまで何でも遊ぶ。
「若いうちは徹底的に遊びまくりたい。やっぱ人生何事も経験でしょ。」

逆に、可処分所得のほとんどを株や不動産投資にまわしている友人もいる。
彼にファイナンススキルを問えば、適切な答えが返ってくるので尊敬され重宝されている。
「家賃30,000円の部屋で充分。服はユニクロ。車は軽。みんな贅沢だ。」

彼らは名立たる一部上場企業の一員や公務員として、或いは専門職として一流の仕事をこなす。
みんなキャラが立っているせいか話が濃く、とても楽しいし人間的魅力がある。
私も彼らに負けじと、高級品を身につけて自らを鼓舞し、自己研磨し仕事へと臨む。

相手より上か下か、何が正しくて何が誤りなのか、そんなものは重要ではない。

100万円超の高級機械式時計やバッグを毎年のように買い足しているなら話は別だが、
人生において一度や二度ぐらい、無駄金を使う精神的余裕は欲しい。
多少失敗したところで人生は破滅しない。そして、同じ失敗は二度としなければ良い。

Rolex 116610 LV b_01

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唯我独尊なコラム33「中庸」

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ROLEX(ロレックス) OYSTER PERPETUAL SUB MARINER NO DATE
オイスター パーペチュアル サブマリーナ ノンデイト Ref.114060
Chronometer/クロノメーター ルーレットダイヤル SUS904L
AndreaD'AMICO(アンドレア ダミコ) COCCO CODA LUC BLACK 他

私は保守的でありながらも、どこか個性的でありたいと常に思っている。
ファッション、仕事、ライフスタイル。あらゆる事において意識し続けている。

写真右下のROLEX(ロレックス)SUB MARINERは、高級機械式腕時計の定番である。
愛用者はそこら中にいるし、それほど珍しいわけでもないので今時自慢にもならない。
ベゼルとダイヤル(文字盤)が鮮やかなグリーンである116610LVほど奇抜でもなければ、
プラチナ製ベゼルの116622(ヨットマスター ロレジウム)のような華美さもない。

だが私は、このSUS904L(ステンレス)の塊特有の鈍い質感がたまらなく好きで、
日付表示(デイト)を削ぎ落としたシンメトリーなデザインに強い魅力を感じている。

16613バイオレット(紫)文字盤、16710(GMTマスター2 赤青ペプシカラー)、116610LV……
色々と迷ったが、日付表示とサイクロプスレンズに対する拒否反応が拭えなかった。
そういう私が、唯一強い魅力を感じ、高揚感を得たのがこの114060だった。

個性とは何か。
奇抜な色、奇抜なデザイン、奇抜なブランド。それらを選べば個性的になる事は容易だ。
逆に、汎用なものを選んだ上で個性を出すには相当の実力が必要となる。

カリスマ性がある人、無い人との差はどこにあるのか。
みんなと同じ髪型、同じスーツでありながらも華があり、頭一つ飛び出す人間こそ
本当の意味で魅力的で、実力を持った個性的な人間ではないか。

SUB MARINERをどう料理するか。ここにライフスタイルが出る。
私はG-SHOCK(ジーショック)のように気軽かつカジュアルに愛用している。

スウェットを着てスーパーに食料品を買いに行く時。
運動着のままリュックを背負って、意気揚々とスポーツジムに通う時。
気の置けない友人との飲み会に、Tシャツとジーンズとサンダルで出掛ける時。
雨の中、GORE-TEXのレインスーツを着てスポーツ自転車に乗る時。

打ち傷や擦り傷はガンガンと入るし、汗まみれの時はすぐに石鹸水か食器用洗剤で丸洗いする。
時々サンエーパール(コンパウンド)とセーム革でケースサイドを研磨して鏡面仕上げにする。
使えば使うほど、新品とは違う独特の質感が増して鈍い光沢がより深くなっていく。

傷だらけのSUB MARINERはクールビズにもとても良く合う。
清涼感のある色味のビジネスシャツの腕元に、ダイバーズウォッチはとても爽やかだ。

鏡面磨きされていない鈍い光沢を放つステンレスブレスと耐久性に優れたセラミックベゼルは、
高級感に加えて重厚な印象があり、クロコダイルのベルトやシルバーアクセと相性が良い。
冬場は、分厚いレザージャケットを無造作に羽織って、腕にSUB MARINERをのぞかせたい。

SUB MARINERは究極の中庸であり、持つ人の個性をさらに際立たせる。
逆に言えば、無個性な人間がSUB MARINERを付けても魅力を引き出す事はできない。

SUB MARINERは人を選ぶ。面食いで気高くて、それでいて美しい女性みたいなものだ。
日焼けした逞しい身体、清潔感のある服装。そして自信に満ちた言動と確かな実力。
そういうものを身につけないと釣り合いが取れないが、男をアゲる逸品には違いない。

中庸なデザインとクセのある逸品を上手く組み合わせると、とても御洒落に感じる。
腕時計やボトムスは中庸なデザインながら、ベルトや靴にこだわると清潔感に色気が交じる。

等級が高い上質な牛肉には塩胡椒が合うが、やはり一流シェフのレシピによるソースも合う。
上質なSUB MARINERは牛肉と違って消費されないから、いくらでも楽しめるのが素晴らしい。
SUB MARINERの愛用者は、潜水士のように、常に挑戦と革新を求められている。

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楽天でAndreaD'AMICO(アンドレア ダミコ)を検索する
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