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唯我独尊なコラム43「ファッションへのお金のかけ方」


ファッションは、ついついアウターや小物にお金をかけたくなりますが、まずお金をかけるべきは靴です。
AIR MAX 95のようなクセのある発色の良いスニーカーは上級者向けで、あまりおすすめしませんが、
とにかく「シンプル」で「定番」で少し高めのスニーカーや革靴、ブーツを選ぶようにしましょう。

胸元から上の鏡で見るのと違って、全身鏡で見ると一番わかりやすいのですが、
まずファッションで注目されるのは、先端です。つまり、靴とヘアスタイル、手元が全体の印象を決めます。
個人的には、ストリート系ならNIKE(ナイキ)のナイキ エアフォースワンかコンバースをオススメします。
NEW BALANCE(ニューバランス)もオススメですが、もう少しセンスが固定されてから選んだ方良いです。
総柄モデルもたくさん種類が出ていますが、できれば無地でシンプルな色合いのを選びましょう。

ブーツであれば、RED WING(レッドウイング)やCHIPPEWA(チペワ)、Danner(ダナー)などがありますが、
まずは他人とかぶることを一切気にしないで、ド定番モデルを選ぶようにしましょう。
革靴は、Tricker's(トリッカーズ)、Crockett&Jones(クロケット&ジョーンズ)あたりがおすすめです。
ただ、選ぶ際にビジネス用でなくカジュアル用のドレスシューズを選ぶことだけは間違えないでください。
歩きやすいからと言って、完全なカジュアルシューズを選んでしまうと、やや野暮ったい印象になります。
(ジャケパンのようなビジネスカジュアルにも対応できる、ややドレス寄りのカジュアルさが大事です。)

ヘアスタイルは私の専門ではありませんが、高い美容室に通うのが大事ということではなく
清潔感があって定期的に切っているか、ときにはワックスなどで整えてるかが重要です。
毎日洗髪して頭皮の匂いがしないかなど、ごくごく基本的な事ができていれば十分です。
個人的には短髪が最も男性的で、個性が強調される髪型だとは思いますが、キャラによります。

次に、ファッションは下から上に向かって予算をかけるという法則がありますので、
次にこだわるのはボトムスです。ジーンズなどは、生地感やシルエットが非常に重要になってきますので、
試着経験がないのでなければ最初は通販は避け、遠慮なく店頭で試着するようにしましょう。
冷やかしではないので遠慮なく、ワンサイズ小さいもの、ワンサイズ大きいものも必ず出してもらい、
試着するようにすることと、試着することで自分の体型にあったシルエットが分かりますので、
場数を踏むためにも、面倒くさがらず何十着でも試着することを是非ともおすすめします。

個人的には、リジットかワンウォッシュの濃紺のジーンズ、真っ黒の裾長めのスキニーパンツ、
真っ白のスリムストレート、少し加工が入ったワークパンツあたりを揃えると良いと思います。
色落ち加工やダメージ加工のジーンズや、発色の良いパンツなどももちろん悪くはないですが、
定番アイテムを揃えてから少しずつ着こなしの幅を広げていくと、センスは格段に良くなります。

次にトップスですが、「清潔感」「シルエット」「無地」この3点さえ守れば、値段は安くても充分です。
プリントTやこだわった生地などに憧れてしまいますが、まず最初はド定番を抑えるべきです。
間違っても、最初から総柄や主張の激しい派手なプリントTシャツなどを選ばないようにしましょう。
どうしても無地が苦手なのであれば、ワンポイント刺繍や同系色で目立たない柄が入っていると、
こなれたセンスに見えますので、初心者にはオススメです。

次にアクセサリですが、時計をつけたくない人はつけない方が潔くてカッコイイです。
付ける場合は、安くてカジュアルで使いやすいTIMEX(タイメックス)などクセのない物を選ぶと無難です。
できれば仕事用の時計との兼用は避けて、カジュアル専用時計を持っているべきですね。
G-SHOCK(ジーショック)も私は大好きですが、主張が強いので最初は避けると無難です。

あとは、細めのリングとシンプルなネックレスがあれば野暮ったくなりません。
例外的に、個性が強いならごつめのデザインもおすすめしますが、できる限り24時間意識することなく
さりげなく付けられるようなシンプルで上質なアイテムをおすすめしたいです。
BVLGARI(ブルガリ)などで一番シンプルなモデルを選びたいところですが予算と相談ですね。
リングをつける数はできれば1個、多くて2個が限度です。それ以上はマイナスになりますので注意です。
それよりも重要なのは、きちんと爪を切ってヤスリで磨いているか、ハンドクリームを塗ってケアしているか、
そういった所を女の子はチェックしますので、最悪リングはなくても好感度やセンスは磨けます

次にバッグ(鞄)ですが、できる限り小さく必要なものだけをまとめられるような大きさを選んでください。
スポーツジムなど目的があって大きめのバックパックを選んだりするなら良いですが、
荷物がたくさん入るからと大きめのバッグを選んでしまうと、それが最もアイテムとして目立ってしまいます。
これも、できる限りシンプルで不要なポケットやジッパーなどの金属金具がついていないのが良いです。
メインポケットのみの無骨なレザーブリーフケースや、スクエア型のバックパックなどは男性らしくおすすめです。
英字がプリントされていたりすると、子どもっぽく見えるのでとにかく「無地」「シンプル」を意識しましょう。
ハイブランドを買うのも良いですが、できればファッション系統が固定されたからの方が望ましいです。

最後に、かけるお金が限られている場合は、まず「靴」、「ボトムス」だけは絶対にこだわりましょう。
極端に言えば、それ以外は安物であってもその2点の雰囲気にこなれ感があれば、
他は安い無地Tシャツで充分ですし、アクセサリはつけなくても全く問題ありません。
清潔感を意識して、毎日の洗髪や体臭チェック、爪が伸びていないかなどを意識しておけば十分です。
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唯我独尊なコラム42「女の子にモテるためには」


ニューヨーク発のネオストリートブランドHBA(フッドバイエア)です
独特の色使いとモノトーンを基調としたデザインが個性的な雰囲気があって格好良いですね!
こういった派手目なシャツには、黒か白のスキニーパンツにコンバースが鉄板でしょうか。
キャラを立てるなら派手なゴールドアクセに、派手なNIKE(ナイキ)のハイテクスニーカーも悪くありません。

さてタイトルの「女の子にモテるためには」という事ですが、このブログはモテブログではないので、
あくまでファッションを中心として、実体験を交えて唯我独尊に語りたいと思います。

1位「清潔感」
モテる条件の1位は間違いなく清潔感です。これは顔がイケメンどうこうの話ではありません。
きちんと散髪に行き多少なりともセットをしているか(もしくは短髪で、爽やかな印象があるか)、
服がきちんと洗濯され、洗剤や柔軟剤の良い香りがするか。薄く香水(フラグレンス)を付けているか。
無地のTシャツやシャツの汚れはないか、黄ばんでいたりシルエットが崩れるまで着ていないか。
妙に恰好付けた服装で、柄物アイテムに柄物アイテムをゴテゴテと合わせたりをしていないか。
当然ながら、毎日洗髪し風呂に入ったり、髭を剃ったり(整えたり)することは重要です。
できれば汗拭きシートを持ち歩いたり、爪切りは毎日意識的に行ったり、ハンドクリームを使いましょう。
問題なのは、「見られること」を意識することです。モテる必要がない人は、ありのままでOKです。

2位「シルエット」
非常に難しいですが、簡単に言えば体型にきちんと合った服装かどうかです。
妙に大きいTシャツ(身幅が余っていたり)、裾を引きずるようなジーンズを穿いていないか注意が必要です。
高級ブランドの方がシルエットが良いイメージがありますが、人によってはファストファッションや古着でも、
ばっちりと綺麗なシルエットが出ますので、とにかく試着をしまることが大切だと思います。
個人的には、デザイン性の高いブランドを着るぐらいならシルエットが綺麗な無地Tシャツやシャツを
さらっと着こなす方が何十倍も清潔感があり、好感度も高くなるのでおすすめです。

3位「派手にしすぎない」
共通する部分もありますが、ドクロマークや英字マーク、巨大なプリントはアイテムとしては1点がおすすめです。
多用すると非常に印象が悪くなりますし、女によっては嫌悪感を抱く場合もありますので注意です。
派手になりがちな人は、アイテムごとに際立ったものを選ぶ傾向があるので組み合わせるとくどくなります。
キーワードは「少し地味かな」と思う着こなしを意識することで、印象は変わります。

4位「体型やキャラにあった服装を選ぶ」
チビでもデブでもモテる人は間違いなくモテます。でも共通しているのはキャラを間違っていないところです。
無理してスキニーを履いたり、ピチピチのTシャツで筋肉を強調するとセックスアピールが強くなりすぎます。
あくまで余裕を持ったサイジングを意識しながらも、綺麗なシルエットを選ぶようにすると良くなります。
ただ、太っていても良いですがお腹だけがポッコリ出ているのは中年っぽくなるので、頑張って腹筋しましょう!

5位「アイテムの組み合わせる系統を間違えない」
個人的に、最も気になる部分はこれです。これで無意味に損している人が多く感じます。
ジャケットにスポーツテイストのバッグ、ジーンズにビジネスシューズ、総柄シャツの下に派手なプリントTシャツ。
いろいろな組み合わせがありますが、適当に選びましたという感じが出てしまいます。
ジャケットにはレザーバックや緩めのバックパック、ジーンズにはブーツかスニーカーなど、
トータルで見てチグハグな印象がないか全身鏡があればチェックすることをおすすめします。

私自身偉そうに言う立場ではありませんが、唯我独尊なブログなのでお許しを
いずれにせよ、ブサイクでも可愛い彼女を連れている人は山ほどいますし、チビでもデブでもモテます。

まず「男性から見た格好よさ」と「女性から見た格好よさ」が全く異なることを理解しておかないと、
男性誌のモテ記事(女性にも言えますが)を鵜呑みにして、顔や服装、喋り方のせいでモテないと勘違いします。
女性が憧れる女性は、身長が高く自立した知性ある凛とした女性ですが男性受けは良いと思いますか。
背が低くてポチャっとしていても明るく天真爛漫な女性は魅力的とは思いませんか?

高級品は1点か2点で充分です。後は、ユニクロやGUなどのファストファッションで充分です。
ファッション誌に掲載されているような、目を惹く奇抜な恰好をする必要など少しもありません。
それよりもたくさんの社会経験や読書で様々な考え方に触れてみる機会を増やしてみてはどうでしょうか。

気が向くことではありませんが、知性は身を助けることがありますので勉強で中身を鍛えることも重要です。
死ぬ気で勉強をした事がある人には分かりますが、顔つきが尋常じゃないぐらい変化します。
(経験上、知性がある人間は野暮ったい服装であっても信じられないぐらいモテますし、
 ほとんどは、サイズが合ったスーツとTPOを弁えた革靴で仕事をすることが大半だと思います)

友人同士でつるむだけではなく、独りで飲みに行ってみたり旅行してみたりそういう経験もオーラを作ります。
普通にしていても自我を確立したいのであれば、明確なポリシーを持つことです。
全身高級品を身に着けることで身に着ける自信は、パンツ1枚になったら消え去ることになりますから。
自分の中で明確なポリシーを持ち、あくまで服は服と割り切るのが一番だと思います。

唯我独尊なコラム41「オーラとは何か」



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私は、いわゆるキャバクラというところで、今まで1千万円近く使ってきましたが、それは有意義でした。
全身ハイブランドでキメて、金無垢のロレックスとダイヤのアクセサリをこれ見よがしに身に着けて、
綺麗なお姉ちゃんとシャンパン何十本も飲んで騒いで飲んできましたが、経験と呼べるものもありました。
「無駄金」と人は言うかもしれませんが、このおかげで年齢以上の風格を手に入れる事ができました。

若い頃、それぐらいの散財をしても何とでもなりますし、金はまた稼げば戻ってきます。
それよりも「情熱」や「憧れ」や「高揚感」がいかに重要だったか気付きます。
30代、40代になってからキャバクラで1千万円使ったところで虚しいような気がします。
その年齢になると、情熱や高揚感ではなくこれからの生活(現実感)が全てを支配するからです。

「オラオラ期」「ギラギラ期」と言われるような全身分不相応なブランド品をジャラジャラと身に着けて、
翌日の正午までシャンパンを空けまくる時期は、多くの人は顔をしかめ批判すると思います。
旅行も行けますし、高級時計や高級車も買えます。中古住宅でも、十分なものが買えます。
でも泡となって消えてしまうシャンパンに使うのも一興です。これこそ刹那を生きる若者です。

人間は一生「オラオラ期」でいることはできません。いつか必ずブランド品を欲しくなくなります。
正確に言えば、ブランド品が無くても自分が確立されているので動じることが無くなります。
そして多額の現金が入っても買う情熱が湧かなくなり、憧れのブランドがなくなります。
流行のブランド品を買い漁っても以前のような高揚感を得る経験もすることができなくなります。
そうやって多くの人間が老けていき、若者に嫉妬し、若者をガキ呼ばわりして喧嘩を起こします。
(全身ブランド品で固めて、店員や若者に高圧的に話しかけるジジイは非常に恰好悪いです。)

私は夜の街で遊ぶ事で、夜の独特の空気を身に着けることができました。
おかげで、モデルのような元クラブの№1に告白されて付き合うことができています。
私自身は暴力団ではありませんが、仕事柄、暴力団や元服役囚など様々な交友関係があります。
そういった人と話す時、顔つきや目元にその人の今までの経験が出てきます。
本人達もそう言っているので、あえて言いますが暴力団は格好良い時代ではなくなりました。
オラオラ期を終えて、老けてしまってエネルギー切れを起こしている人ばかりです。

今は普通の恰好が一番魅力的だと思います。強面ではない紳士的なスーツ姿が好きです。
普通の余裕が出てくると、中途半端な駆け引きや口先だけの恫喝に惑わされなくなります。
全身ブランド品の人を見て羨望するよりも、どこかかつての自分を見ているような感覚になります。
ヤクザ映画のように口論するよりも仲良く話し合いをすることがよっぽど大人であることが分かります。

大事なのは度胸であったり、大切な人を守るための力(財力、知力、腕力)であると気付きます。
「殺す」「殺される」覚悟は暴力団の十八番ですが、一般人も大事な家族のためなら誰でも命を張ります。
自分ではない誰かのために必死に金を稼ぎ、庶民的な贅沢と家族との時間を大切にします。
キャバ嬢に持て囃されて、お持ち帰りして、女をとっかえひっかえすることが快楽ではないと気付きます。

大人になる経験をキャバクラ抜きで手に入れている人も多くいますが、私は今でも夜の世界は大好きです。
この独特の空間を支配することができれば、どんな修羅場であっても支配することができます。
金をひけらかして偉ぶることではなく、ボーイにも常に丁寧に気を使い、お気に入りのキャストだけではなく、
好みではないヘルプの娘にも、愛想よく話しかけ、ドリンクを注文させてあげるなど優しくする。
それができる余裕がある人はどのような世界に居ても、一目置かれます。

唯我独尊なコラム40「個性を磨くために大事なこと」



私は、正統派のカッコ良さってのはあまり好きではなく、
一見すると普通の人が、ふとしたきっかけで瞬間だけ輝くのがとても好きだ。

普段は可愛いと思ってなかった女の人が、満面の笑顔を見せた瞬間とか。
3枚目キャラだった友人が、トラブルに対し、動揺せずに男気を見せた瞬間とか。

イケメンじゃないとか、地味キャラだとか、身長が低いとか、太っているとか痩せすぎているとか、
そういう理由でファッションを諦めている人がいるが、むしろありふれた人間じゃない方が良い。

端正な顔立ちに高身長、筋肉質。憧れるのは分かるけど、巷に溢れている。
私の知る限り、外見に恵まれた人間っていうのは見た目にオーラがあるけど、
そのオーラのおかげで、他人から優遇されるので、内面を磨くことを疎かにしている人も多い。

むしろ、普通で印象に残らない人間こそ、独特の考え方を持ったり、秀逸した才能を持っている。
「他人に一切影響されず」自分の生き方を選んでいる限り、外見が普通だろうが、
必ずその匂いを感じ取る人間というのはいる。

10代の若者なら、自分のキャラクターが分からずに右往左往するべきだと思うが、
それ以上なら自分のキャラクターが何なのかだんだんと固めていった方が良い。
真面目も突き詰めたら素晴らしい個性となるし、シンプルだって突き詰めたら洗練される。

こんな服装をしていたら「誰か」に笑われるかもしれない。
こんな生き方をしていたら「誰か」に馬鹿にされるかもしれない。

その「誰か」が具体的にどこの誰で、自分にとってその人間に認められる事に価値を置いているのか。
架空の「誰か」を作り出しているのか。不特定多数の「誰か」なのか。
所詮、会社や学校のような狭い箱庭の中の住民である「誰か」なのか。

狭い箱庭の中で「誰か」に認められることが幸せなのか。

どんな生き方をしても、その生き方をうらやましいと妬む人間には顰蹙を買うんだから、
好きな格好をして好きな生き方をした方が良い。

洗練されていない荒削りな方が好きだって人も、意外と多い。

唯我独尊なコラム39「他人にはあまり理解されない価値観」

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自分には分不相応なものでも、使い込んでいくうちに自分の物になっていく。
細かい傷が増えていき、光沢が少しだけ鈍くなる。一方で、風格が出たようにも思える。

CHROME HEARTS(クロムハーツ)のアクセサリだろうが、HERMES(エルメス)のバーキンだろうが、
欲しいと思って頑張って手に入れた高級品は、愛用すれば自分の一部になる。
最初は強い違和感があったり、勿体無かったかもしれないと後悔することもあるだろうが、
何ヶ月も、何年も、大事に手入れをしながら大切にすることで魂が宿る。

気をつけたいのは、身につけるもの全てにこだわりすぎない事だ。
クセのあるものや高級品を身につける時は、他の部分はできる限りシンプルが良い。
できれば上質な物を身につけたいが、あえて安価なものを選択するのも良い。

古着屋で発掘した1940'sのヴィンテージジーンズに、Hane(ヘインズ)の無地ポケットTシャツ。
リサイクルショップで投げ売りされているレギュラー501に色褪せたvansのスリッポン。
シャンブレーシャツを腕まくりして、派手なサーフショーツとレザーサンダルを合わせる。

そんな手抜きでリラックスしたスタイルに、サクッとRolexを合わせるなんて最高の贅沢だと思う。

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唯我独尊なコラム38「自己肯定力」

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「擦り傷のついたステンレスを美しいと思う。僕たちだって似たようなもんだろう?
僕は来年には五十歳だ。傷だらけのiPodと同じだよ。」
                       ――Steven Paul Jobs(スティーブ・ジョブス)

私は、糊の効いた新品のシャツが大嫌いだ。すぐに洗濯機で洗わないと着れない。
新品のワークブーツを、気張って履き始めるのがたまらなく苦痛だ。
買ったばかりのシルバーアクセサリの傷を気にしてしまうので、いつも自己嫌悪になる。

カカトが磨り減って、つま先が削れてきたワークブーツを履くと気分が高揚する。
ネップが多く、生地が擦り切れてきたリネンシャツを無造作に羽織るのが好きだ。
スウェットは何度か穿いて、毛玉が出てきたあたりの風合いが好きだ。

知らない間に、真っ黒だったTシャツが日光や洗剤で色褪せて、グレーがかってくる。
他人から見れば不潔に見えるのかもしれないが、このリラックスした雰囲気は最高だ。
USED加工のシャツとは違う、独特の風合いとヨレヨレ具合は着ていて安心する。

真っ白なBDシャツに、坦々麺の汁が飛んでしまい、ピンクの染みができる。
シャツの裾は、愛用しているジーンズの染料が移り、藍色に変色している。
応急処置がわりに食器用洗剤と衣料用タワシでゴシゴシと擦ってみたりする。
変色がなくなり綺麗になったが、何となく風合いが変わったような気もする。

新品で買ったRolexのSUBMARINERを、不意にドアノブにぶつけてしまう。
酔って乱暴に机の上に投げ出してしまい、線のような細かな傷が入る。
仕方がないので、東急ハンズで買ってきた研磨剤のサンエーパールで磨くと、
細かな傷が消え、ある程度の輝きが戻るが、大きな打ち傷はやはり残ってしまう。
不器用な自分が磨いたせいで、本来の仕上げと異なり、歪な輝き方をする。

最初は過保護に扱っていたSUBMARINERも、段々と日常に溶け込み、意識しなくなる。
汗がたまり、錆のようなものが出たので、使い古しの歯ブラシと食器用洗剤で洗う。
ショーケースで初めて見た時の印象とは違い、重厚感が増したように見える。
傷のせいなのか、汗で変色したのか、ステンレス特有の鈍い光沢がより際立つ。

モノは愛情をかければかけるほど、育っていく。
金無垢の腕時計は、シャツの袖口で研磨され、徐々にエッジが丸くなり柔らかい印象となる。
いかにも成金丸出しだった外観が、持ち主に触れ、落ち着いた深味のある金色に変わる。

憧れのワークブーツを購入したその瞬間よりも、
ソールが磨り減ってアッパーが傷つくまで愛用した汚れたワークブーツを、
サドルソープで丸洗いをして、ミンクオイルを入れて磨いている瞬間の方が100倍楽しい。
「ああ、やっとこいつは俺のものになったんだな」と実感する。

いつまでも古臭く、時代遅れのものにすがり続けるのは良くない。
時々でもいいから、最先端のものに触れ、感性を高めることは大切である。
でも、古臭い物を使い続けることは、今では新しい感性になっている。
些細な傷を気にして、心を乱され、リセットしたがる事は時代遅れだ。

昔から、「傷つく事を恐れないで」とか「失敗してもまたやり直せる」とか、
そういう言葉は有り触れているが、これは陳腐な言葉ではない。
流行りの歌で聞き飽きるほど、あまりにも多く使われているから、
今時のスマートな若者達からは、ダサいと思われているけど決して違う。

よりスマートに、失敗せずに、クールに、創造的に。

そんな時代遅れの感性に左右されちゃいけない。
みんながダサいと思い込んでいる中にこそ、恰好良さは眠っているし、
この理不尽な世の中を生き抜くための原動力が眠っている。
究極的に言えば、『自分が”真に”恰好いいと信じているものこそ、恰好いい』

ほら、みすぼらしいから買い換えようと思ってた傷だらけのiPhoneだって、
スティーブ・ジョブスの名言を聞いたあとだと、むしろ無骨で恰好良く見えるよね?


……「いや、見えない。」とはっきり思った人、恰好いい。そういう人に私はなりたい。

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唯我独尊なコラム37「ファッションを楽しむとは」

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BARNS OUTFITTERS(バーンズ アウトフィッターズ)を楽天で検索する


長年愛用できそうなスウェットを買おうと情報収集すると、ついつい、
Champion(チャンピオン)のREVERSE WEAVE(リバースウィーブ)などの定番を選んでしまう。
無骨で丈夫で、洗濯を繰り返すことで出てくる色褪せが味わい深い。

たまには贅沢して、LOOPWHEELERやその生地を使ったドメブラのスウェットを買ったりもする。
フワフワな生地で、着心地がとても素晴らしい。まさに、贅を尽くした逸品だ。

これらのものは、高価格でありながらも高品質なので人気が高い。
様々な雑誌で紹介されており、愛用者も多い。憧れのブランドである。
しかし、どこか物足りないと感じる時はないだろうか。

私自身も愛用しているので、あまりケチをつけるような真似はしたくはないが、
渋谷や原宿界隈で一点モノの古着を日々発掘している人たちの気持ちが非常に分かる。
全身を雑誌で紹介されるような定番ブランドで固めてしまうと、どこか落ち着かないのだ。

私は度々ブランド古着屋やジャンク古着を扱っている店に出向き、掘り出し物を探す。
MADE IN USAの無骨なワークパンツ、洗いこまれてヨレヨレになった発色の良いネルシャツ、
そして、1,900円の分厚い重いアイルランド製のアランニット。
薄汚れているので無造作に洗濯機にぶち込んで大量の洗剤と柔軟剤を入れて洗う。
すると、毛羽立ちながらも妙に落ち着いた風合いになり身体へと馴染む。
ボタンが取れそうだったり、ステッチ飛びがあれば、修理屋へ持ち込み補強する。

INVERALLAN(インバーアラン)、KANATA(カナタ)、Athena Designs(アテナデザイン)…
高品質で素晴らしいニットは世の中にたくさんあるし、それを所有するのは悪くない。
ただ、無名で低価格帯でも素晴らしいニットはたくさんあるし、それを愛用するのも悪くない。

ダウンジャケットのMONCLER(モンクレール)やCANADA GOOSE(カナダグース)、
高品質さに加え、洗練されたシルエットやブランド力が魅力のものはたくさんある。

私がこのブログで紹介しているものは、不朽の逸品であり永久定番であり流行モノである。
たまに奮発して買ったり一生モノにするなら、私はそういうブランドを絶対にオススメする。
しかし、当然ながら定番ブランドで全身を固めた人々が街中には溢れている。
よく見かけるあのロゴ、一目で分かるあの素材。多くの人が集まる繁華街では結構かぶる。
だからこそ、定番ブランドの別注品が大人気になるのだろう。

私は定番モノとクセが強いものを強引に合わせるような着こなしがとても好きだ。
イタリアの伊達男が、スリーピースのスーツにWOOLRICH(ウールリッチ)を合わせるように、
ボロボロのオールインワン(つなぎ)に、仕立ての良いレザージャケットを羽織ってみる。
ドレスシャツをタイドアップし、ジレやウールパンツ、Alden(オールデン)でトラッドにしつつも、
色褪せたデニムのショップコートを無造作に羽織り、擦り切れたレザーバッグを肩がけする。

みんなが欲しがる高品質、高級、人気な定番ブランドをファッションに取り入れたのなら、
その他のアイテムは三番手以降のマイナーなブランドやチープなものを選ぶことをオススメする。
普通は選ばないようなクセのあるアイテムや素材、色合いのものをあえて選択する。

次々と買い足してしまうと、全てのアイテムに真新しい雰囲気があるため違和感が出てしまう。
ショップスタッフや雑誌の路上スナップそのままの着こなしではなく、自分の色を出すためには、
着潰して洗い込んで補修して、飽きて衣装ケースにしまって、また引っ張り出してを繰り返す。

ニットは店に頼まず自分の手でぬるま湯で押し洗いしてこそ、毛羽立って味わい深くなる。
無頓着に洗濯機にぶち込んで縮んで硬くフェルト化しても、それがむしろ愛着になる。
高級ブランドのジーンズよりも、古着屋で1,000円で叩き売りされている無名ブランドの方が、
履き心地もシルエットも自分好みだと気付く。それを2,000円かけて補修して穿いてみる。

ファッションを楽しむ方法は様々ある。
決して流行のハイブランドを次から次へと買い替えることではない。

ファッションに疲れたという人は、無理をしないで楽しむ方法を探した方が良い。

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唯我独尊なコラム36「感性を磨く」

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総合スーパーの家電売り場で、SONY(ソニー)Cyber-shotが在庫処分価格で売っていた。
型番は「DSC-WX50」。2年ほど前に発売されたモデルで、当時は25,000円ぐらいしたようだが、
生産終了した今では、7,980円というオモチャ感覚で購入することができる価格になっている。

価格こそ格安であるが、カジュアル感覚でデジカメを使う私にとって性能は申し分ない。
ボタン一つで高感度モードやトイカメラモードに切り替える事ができ、HD画質で動画も撮影できる。
今までは8年ほど前に購入したCanon(キヤノン)IXY DIGITALを何気なく使っていたが、
とても良い買い物ができて満足している。ブログ用に持ち運ぶのにもぴったりだ。

さて、私は洋服や靴に関して、一般的な感覚よりもかなりズレている。
何十万もするレザージャケットを買い漁り、靴に300万近くも費やしてきた。
買い足しても満足できず、新作や希少モデルを発見するたびに、悩んだうえ買っている。

だが一方で、8,000円にも満たないデジカメを購入するのに、実は結構ためらった。
どれくらい使い潰すのか、今まで使っているカメラで充分じゃないか、と色々と考えた。
よくよく考えてみると、有り得ない話である。

モノの価値が人それぞれというのは、言われてみれば当たり前の話であるが、
中々それを実感する機会は少ない。ましてや、他の人の価値観を理解するのは難しい。
私自身、一眼レフカメラに何十万もかけている人を見ると、やはり理解できない。

だが彼らなりのフィルターで私を見ると、理解できないのはこちら側の方である。
だから、私はできる限り他人の趣味や金の使い方には口を出さないようにしている。
重要なのは、彼らや私自身がその金の使い方に納得しているかどうかだ。

新作のアウターを一着買うのを我慢すれば、デジカメを買い換えたり、旅行をしたり、
有意義と思われるような金の使い方が幾つもできるのかもしれないが、私はそうはしない。
でも、たまには我慢をして、そういう金の使い方をするのも大事である。
普段行かないような高級料理店に行ったり、高級品に触れてみることも勉強になる。
自分の人生観を広げるために、金を使うことが何より大切なのだ。

大人になるにつれ、新鮮な体験をする機会が少なくなる。
お金を使うなら、是非とも「感性を磨く」ために費やした方が良い。

次から次へと高い洋服を買い続けるのも良いが、たまにはその金で海外旅行をしてみる。
すると、全く違う価値観や文化に触れ、今一度何が重要なのか見直せる。
有名ブランドかどうか、高価かどうか、羨ましがられるかどうかが重要なのではなく、
いかに自分のライフスタイルとマッチしているか、それが大切だと気付く。

たまにはデジカメを持って遠出をしてみる。知らない街並みや自然を眺めてみる。
デザインや色合い、何が美しいのか考えてみる。そうすることで、センスが磨かれる。

そういう感性を磨く機会の相棒となるのが、洋服であり靴でありギアである。
機能性や色合い、使い込むごとに味わい深くなる素材、そして堅牢性が大事と気付く。
多少高くても、やはり良いものを長く使うことが重要だと感じる。

でも時には、分不相応な何十万もするレザージャケットを衝動買いする。
かと思えば、古着屋で見つけたチャンピオンの500円のスウェットを買ってみる。
高級なレザージャケットに、米国の古着屋で買ったヴィンテージの軍パンを合わせてみる。

様々な経験を経て、個性というのは作られる。